先日、人身事故で電車が止まりました。
厚生省が発表している「自殺者数の推移」を見てみると、
平成15年(2003年)の34,427人をピークに減少傾向にありました。
コロナが影響した2020年の速報値では、20,919人との発表があり、
リーマン・ショック後の2009年以来、11年ぶりに前年を上回ったそうです。
女性の自殺が増加しているということは、よく報道されていますが、
小中高生の自殺も増えていることが、とても悲しい現実です。
文部科学省の発表(2021年2月15日)では、
2020年に自殺した小中高校生は479人。(特に女子高校生が138人と2倍近くに増化)
前年の339人から大幅に増え、過去最多になるそうです。
自殺の原因では、
「進路に関する悩み」(11%)「学業不振」(10%)が多く、
「親子関係の不和」が続きます。
緊急事態宣言に伴う長期にわたる休校が、不安を募らせ、友人との交流が減り、
子供たちの心を不安定にさせたのかもしれません。
後々、振り返ってみると、
ちっぽけなことで悩んでいたなと思うことがあります。
今は、色々と選択肢も増えています。
将来、見通しの明るい世の中を作ることは、大人の役割だと思います。
つまずけば、そこから体勢を立て直す
転んでしまえば、そこから立ち上がる
そうすれば次に、つまずかないように、転ばないように気をつけることを学ぶので、
かっこ悪いことだと思わずに、学習をして、回避方法をたくさん学べる
そんな風に捉えてもらいたいなと思います。
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